アトピー性皮膚炎仕事

【零細企業事務員ノート】アトピー性皮膚炎の私が、職場で辛いなと思ったこと

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こんにちは、さおです。

今回は、アトピー性皮膚炎に係る仕事の辛さを書いていきます。
私の詳しい職業遍歴は、下記の記事を参考にしてください。

アトピー性皮膚炎の私が、サービス業をしてみた

私には、サービス業(接客)の経験があります。
今思い返してみると、辛かった記憶の方が多いです。

以下は、私が辛かったと思ったことです。

アトピー性皮膚炎の疾患は、表面上”皮膚”に出るのであって、
身体の至るところに症状があ
ることが多いです

制服がある

  1. 制服が黒だったので、頭皮の皮膚片が襟に目立ちやすい
    • 同僚からも、お客様からも指摘されてしまった
  2. 腕の症状がひどいときも、半袖着用を指示された
    • 腕の症状を長袖で隠したかった
  3. 体調が悪いときの制服は、なおさら辛かった
    • 便秘や下痢がよくあるので、いつもの規定の制服は辛い
    • 私服なら、その時によって調整ができるはず
  4. パンプス着用必須で、足元が常に冷えた
    • パンプスは足を締め付けるので、足元が冷える

受付に立つ業務がある

  1. 受付のときにお客様に手元や顔を見られるので、症状が気になった
    • 説明業務も有るので、お客様の視線が集中する
  2. 店舗の空調(暖房・冷房)が効きすぎている
    • アトピーは体温調節が苦手なので、かなりつらい
    • 夏は汗をかきにくく、冬は手先まで血がめぐらない
  3. たまにお客様から、からかわれることがあった
    • 些細なことでも、数日間頭から離れない
  4. からかわれると、顔が真っ赤になりやすい
    • 私の場合、ステロイド軟膏の副作用により、顔の皮膚が薄い

なかなか休憩が取れない、休みが不規則なこともある

もちろん、アトピーではない方も、これは大変な状況ですよね。
ここでは、アトピーの私が実際に感じたことを書いていきます。

  1. 休憩がとれないと、トイレで軟膏・クリーム等を塗り直せない
    • 特に顔周りに症状が出ている場合、気が気でない
    • 症状がひどいときは、こまめに状態を確認したい
  2. 持ち場を離れることができない(トイレに行く時間がない)
    • 下痢や便秘が多く、辛い時があった
      ※アトピーの人は、腸内環境がコントロールできない人が多い
  3. 休みや勤務時間が不規則になりやすく、自律神経を整えにくい
    • のぼせや不眠などの症状が出てくることが多かった
      ※アトピーの人は、自律神経のコントロールが苦手な人が多い

接客自体がHSP(繊細)さんには辛いこともある

私はHSP(繊細)です。
幼い頃から、自分の皮膚を見る他人の視線に気づくことができました。
アトピーの症状によってつちわれたものです

毎日、たくさんのお客様の対応をしなければならない接客業。
嫌なことばかりではなかったです。
お客様から感謝の言葉や、笑顔を頂いたときは嬉しかったです。

しかし、お客様の何気ない一言や、クレーム時の怒鳴り声。
家に帰っても、1週間たっても、1年以上たっても、頭から離れない事があります
今でも覚えているぐらいです。

※アトピーの方で、好きで接客業に従事している方もいらっしゃると思います。
私はその事について全く否定するつもりはありません。
むしろ応援しているぐらいです。

まとめ

アトピー性皮膚炎の方だけではなく、
ご自身の職業について悩んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。
きっと、つらい思いをされている方も多いですよね。

今回この記事を書いた理由、
「自分の体調に合った職業を選択することで、毎日の安心感がもらえた」
ことを伝えたかったからです。
仕事が終わって家に帰っても毎日ソワソワしていました。
その原因は、仕事に対する不安からくるものだと、その時は分からなかったのです。

自分が得意な事とはなにか?出来ることは何か?
職業以外にも色々なことを選択して、 アトピー性皮膚炎と向き合っていきたい。
そう思って記事を書きました。

頑張っても出来ない職種は、存在するのです。

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