ぼっちの暮らし

情報収集が苦手な人が、好かれる瞬間

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こんにちは、さおです。

私の母親は、
とんでもなく周囲の人間関係の情報収集が出来ない人。

実家に帰省するたびに、自分で何かウダウダその事を言っている。
本人は割と気にしているよう。

先日、凄く記憶に残るエピソードを話された。

精神障害を患っている母の遠い親戚がいます。
その人の通っている障害者支援施設Aの長が、
母の勤めている障害者支援施設Bの長でもあったのです。
(A施設、B施設兼任の施設長ということ)

その施設長が、それはまあ…おしゃべりな人だったらしい。
◯◯さんの障害はあれで〜
▲▲さんの家族は〜だから〜

悪い意味で楽観的であり、責任感のない発言もあった。
「大丈夫、大丈夫!」「出来る、出来る!」が口癖で、
とてもじゃないけど、障害者支援している人物には思えなかったのだとか。

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親戚は、
そんな施設長のことが苦手だったらしい。

親戚
親戚

あの施設長のことだから、
さお母さんにも、
私の障害の事をペラペラ喋っているに違いない。
本当に嫌だ…

そう考え、気持ちが沈んでいたそうです。

しかし先日、
親戚が私の母に久しぶりに合った時に、母に聞いたそうです。

親戚
親戚

私の障害のこと、しってますよね?

母親
母親

え、知らんで?

母いわく、
施設長から親戚の話を持ち出されたことはあるとか。

「そういえば、◯◯市の施設にいるの、あなたの親戚さん?」

母親
母親

あ、そうです〜(終了)

もちろん、母からそれ以上話を振ることはなく、
話す必要がない、という気持ちが大きかったらしい。
関係のない話してくれるな、という雰囲気を纏った返事ですね。

母を庇うわけではないけど、無慈悲な人間ではない。
どちらかというと、愛に溢れ見守っているタイプだと思う。

情報収集が苦手なのよ〜嫌んなっちゃう、母は言っているけれど。
母の優しさがそうなってしまう理由なのね、と最近思う。

本人は気づいてなさそう。


いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★

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