こんにちは、さおです。
皆さんは、昔に熱中したものや好きだったもの、何かありますか?
時が経った今も、同じような感情になれますか?

何に気づいたのか
お家にいることしかできなかった時期がありました。
テレビの制作会社も影響を受けて、
バラエティやドラマの撮影ができず、過去作品の放送が続いていました。
私が高校生の時に見たドラマ。
「ごくせん」「野ブタ。をプロデュース」の2作品。
当時高校生だった私は、毎週本当に楽しみでした。
私には友達が居なかったので、
翌日クラスメイト達が話しているのを聞いていました。

ごくせんメンバーの誰が好き?
野ブタ面白い♡
亀梨くんか、山Pか、どっち派?
などなど、SNS時代ではなかった当時、
テレビが翌日の話題になることがよくありました。
私も例に漏れず、この2つのドラマに夢中だったわけです。
再放送を見て、何を感じたか
仕事から帰った日、
楽しみにしていた再放送を見ようと、録画再生ボタンを押しました。
少し粗目の画面とともに、当時の記憶も蘇りました。

そうそう、ここでこの子がまさかの、なんだよね。
テスト勉強しながら見てたなぁ・・・
放送を見終わったあとに思ったのです。
「こんなに心が動かなかったっけ。私、どうしたんだろう?」
このことは、私なりに衝撃でした。
昔に心を動かされ、熱くなったものは、今現在も同じように感じる。
そう思っていたからです。
つまらなくはないけれど、感情は動かなかったのです。
では、なぜこんなふうに思ったのか、考えてみました。
感情が揺れなかった理由2つ
自分の人生経験が増えたから
嬉しいことも、悲しいことも、難しいことも。
高校生の自分より、今の自分はたくさんのことを知っています。
人の感情は、ドラマのように単純ではないことも、知りました。
問題があっても、キレイに片付かない事が多いし、
ずっと我慢していることもあります。
だから例えば、「ごくせん」の
問題がおこる→ぶつかり合う→解決する→大団円!
という流れに、頭と心がついていかなかったのかもしれません。
登場人物より、自分が年齢を重ねたから
登場人物は、高校生です。
私は、もう30歳を過ぎました。
「野ブタ。をプロデュース」では、
主人公が、必死に教室内での”自分の立ち位置”を意識しています。
おそらく私は、もう学校に通うことはありませんし、
会社では業務上の連絡をするだけなので、
気の合わない方とは、距離を置けば良いだけです。
登場人物の悩みが、今の自分の悩みとは違います。
自分を重ね合わせる、ということができなかったのです。
自分が知らないうちに、自分が変わっている
高校生の時に揺れ動いた感情があったのは、”自分“
再放送を見て、揺れ動かなかった感情に気づいたのも、”自分”
どちらも自分です。
知らないうちに、自分の内面が変化していたことに、
驚きとともに、寂しさが交わった何とも言えない気持ちになったのでした。
まとめ
応援している芸能人や、アイドルグループ、歌手がずっと変わらない方。
私はすごく、尊敬というか・・羨ましく感じています。
生活全体に、瑞々しさがある方が多いからです。
同時に、それが才能であるとも感じます。
私には今のところ、その才能が無いようなので、
別の才能を探すことにします(;´∀`)
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★
