こんにちは、さおです。
皆さんのお父さんは、どんな人ですか?
私の父は、発達障害です。
父親は、他の人のお父さんと何か違った
子供の頃、同級生の父親を見てこう思っていました。
![さお](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/10/HORIZON_0002_BURST20211007112247532-scaled.jpg)
私のお父さんって、
友達のお父さんとなにか違うなぁ?
何が違っていてるのか?
それが良いのか悪いのか?
幼かった私には、そういう深いところまでは分かりません。
実家を出て、
父以外の大人の男性とたくさん接する機会のある社会人になってから、
他の人とは違うのだということが、確信へ変わりました。
気づいた理由1|自分の興味のあることは、とめどなく話す
話し相手が興味があろうがなかろうが、
自分の得意なことや、興味があることはずっと話し続けます。
私や母親になら良いのですが、
家の外でこれをされると、相手の方は困ってしまいますよね。
気づいた理由2|漢字が書けない
父は学生時代から漢字を書けず、数学も出来ません。
おそらく九九も言えません。
一般常識がわかりません。
本も読めません。
勿論、父親に勉強を教わった記憶もありませんし、
父が自分の名前以外の文字を書く姿を、見たことがありません。
娘の私の名前も書けません。
気づいた理由3|相手の感情が読み取れない
相手が喜んでいるのか、悲しんでいるのか、怒っているのか。
相手がどんな感情なのか、わからないようなのです。
だから掛ける言葉もない。
何を言ってよいか、わからないようです。
その場の空気も読めません。
気づいた理由4|同じ場所にじっとしていられない
同じ場所にずっととどまることが出来ません。
子どもみたいですね。
他にもありますが、このぐらいにしておこうと思います。
父親の代わりを出来る恋人が、ずっと欲しかった
学生時代、
私が決まって好きになるのが、学校の先生でした。
同級生の男子より、大人の男性が好きでした。
これにはいくつか理由があるのですが、
今回は、父親の発達障害と関係がある理由だけに留めておきます。
![母親](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/10/8897b11b4e1bb1fdbf52ab4c7433f379-150x150.png)
この子、ちょっと心配。
変な恋愛するんじゃないか?
私が学生時代、同級生の男子やアイドルの話をするのではなく、
先生(男性)の話ばかりする私を、母親は心配に思っていたようです。
父親の”父親らしい部分”というのを、
子どもながらにとても欲していました。
私の話を聞いて、何か良いアドバイスや感想をくれる。
だめな部分は、理由を付けて諭してくれる。
優しく包み込んでくれるような、安心できる優しさ。
社会人になれば、20程年の離れた男性を好きになりました。
もちろん、上手くいきません。
現在の父との関係
皆さんはどうでしょうか?
お父様とお話はされますか?
私は、ほとんど父親と会話することはありません。
そもそも、父親とたくさんお話できる娘の方が少ないかもしれません。
会話をしないというか・・・
父親にこの話をしても、無駄だ。
私の気持ちを理解出来そうにないし、
この出来事に対する父親の考えというものは、何も聞けないだろうな・・。
という、一種の諦めのようなものを私が感じているからかもしれません。
会話はしませんが、もちろん帰省した時は言葉は交わします。
深い部分の会話は、避けています。
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/2120/9784866672120.jpg?_ex=128x128)
まとめ
私は、父親に対しての感情がまだまとまっていません。
寂しい気持ちもありますし、なぜか怒っている感情もあります。
5年ぐらい前に、顔も見たくない時期もありました。
最近になってなんとなく、
私の恋愛観と関係があったのかな?と感じて、
気持ちの整理も兼ね、この記事を書いてみました。
私も発達障害なのではないか?と思うときもあります。
でも、そのあたりはよくわかりません。
ただ、家族との関係は出来るだけ改善に目を向けて、
”諦めない”ようにしたいと、努力しています。それが私の希望でもあるから。
私の大好きな海外ドラマ「ダウントン・アビー」でこんな台詞があります。
貴族の姉妹は仲が悪く、大喧嘩の末に妹が出ていきました。
しかし、妹は姉の結婚式に出席するために戻ってきます。
姉は「なぜ戻ってきたの?」と戸惑いながら、妹に訊ねます。
たったひとりの姉だもの。家族の思い出を分かち合える。他の皆の思い出もね。
今はお互いを嫌いでも、思い出を語り合える相手がいつか必要になるわ。
ダウントン・アビー6華麗なる英国貴族の館「愛の交錯」 イーディスの台詞より
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3498/4988102823498.jpg?_ex=128x128)
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★
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