こんにちは、さおです。
私は田舎で育ちました。
クラスメイトは保育園~中学校までずっと同じ。
学校の先生は、隣町などに異動はありましたが、基本的には顔触れはあまり変わらず。
たった20年前でも、
大人になった今となっては…
やっぱり、おかしいよね?
って思ってしまう先生がいます。
もちろん、寄り添ってくれる先生もいました。
少し思い出しながら書いてみます。
作文を捏造する先生
中学生の時の話。
市が開催するコンクールのときの話だったと思います。
私にはきょうだいがいるのですが、そのきょうだいが書いた作文が良かったので、
コンクールに出品するために、担任の先生が添削指導をしたとのこと。
後日、見事きょうだいの作文が入賞しました。
私はそのことを知らず、いつものように朝登校して校門をくぐる時に、
生活指導の先生からニヤニヤ声をかけられました。
あんまり親不孝なことをするなよぉ~?
〇〇(きょうだい)の作文を見たぞ。
え???
私はまだ読んでいないのですけど、
なにか書いていたんですか?
入賞したきょうだいの作文を見てみると、
私の意志とは反したものが書かれていました。
さおは両親の職業に対して、マイナスなイメージを持っている。 そのことを、両親に告げている。私(きょうだい自身)はそうは思わない。 ※職業はここでは伏せ、文章も少しフェイクを入れていますm(_ _)m
え、なにこれ?
きょうだいに詳しく聞いてみると、
担任の先生が追加した文章であり、そのままコンクールに提出したとのこと。
私はきょうだいの担任に疑問を投げかけます。
先生、私あんな事思っていません。
どうして文章を追加したのですか?
あら~いいじゃない。
内心はだいたい合っているでしょう?
子供心に、とんでもないなと思いました。
「私がこの子を救ったんです!」とアピールする先生
私、学生時代はずっといじめられていました。
以前少し記事に書いたので、またご覧いただけたらと思います。
小学校中学年の話。
林間学校の時だったと思います。
私には友達もおらず、決められた班の子たちからも、
代わるわ〜手、あれやろ?
と、アトピーの皮膚片が落ちるとのことで、
食べ物の扱いを任せてもらえず、一人で木の陰に座っていました。
正直に言うと、このようなことは既に何回も言われており、慣れていました。
すると、最近臨時教員として学校に来た先生が近づいてきます。
さおさん、辛いことがあったのね?
先生聞くよ?
泣いてもいいのよ?
どうして一人でここに居たの?
この発言は、人それぞれ受け取り方は分かれる気がします。
そう思う方も多いのではないでしょうか?
私も子供の時はそう思っていました。
しかし、その後の臨時教師の対応を今思い返してみると…
違和感を覚えました。
えーん(T_T)
泣いてもいいよ、辛いでしょ?
と言われたら、
まぁ、たしかに毎日辛かったし友達がほしかったし、学校が楽しくなかった。
泣け、と言われたら泣いてしまう小学生の私。
その後、学年主任のところへ連れて行かれました。
私が、木の陰で悲しそうにしているこの子を見つけたんです。
さおさん、何が悲しくて泣いていたの?
いつものことで我慢できていたけれど、
臨時教師に泣かされました…
とは言えず…笑
そう、私の泣いた理由は「臨時教師に泣かされたから」。
そのまま伝えるとなんとなくマズイ気がしたので、「わかりません」と答えました。
その後、臨時教師との再会
その2年後、臨時教師の先生と再会しました。
偶然、同級生(集団下校時だったかと思います)数人と歩いているところに、先生が。
あ〜!◯◯先生!久しぶりぃ!
先生と同級生は、楽しそうに話しています。
先生はちらりと私の方を見ましたが、名前すら覚えていないようでした。
あの時のお礼を言いたかったけど、
覚えていないようだし、いっか…
なんだろう、上手く言えません。
良い先生だったと考えても良いし、そうでもない先生にも考えることが出来る。
でも子供のときに感じた違和感は、やっぱり合っているんじゃないかと思います。
気持ちを寄せてくれた先生もいる
私がアトピー性皮膚炎でいじめられていることに、
心を寄せてくれる先生もいました。
小学生低学年の頃の話。
T先生(女性の先生)。
T先生が私のクラスの担任を離れることになり、最後の日。
母親から持たされたお菓子を、いつまでもT先生に渡せずにいたんですね。
クラスメイトが全員帰った後、勇気を出して先生に渡しました。
せんせい、これおかし。
コミュ障のため、こんな感じで渡したと思います(;´∀`)
そうしたら、T先生が泣き出すんですね!
その滝のような先生の感情に圧倒され、なんだか私は泣けなかったんです。
さおさん、ごめんね。ごめんね。
先生何も出来なくて。
と言って、長い間抱きしめられました。
その出来事を帰宅した後に母に伝えたところ…
T先生に会った時、T先生泣いてたよ。
男子にゾンビゾンビってからかわれてるさお。
お母さんの気持を考えると、いたたまれないってね…
T先生、今はもう60歳半ばぐらいでしょうか。
優しい眼鏡の笑顔、おぼろげですがまだ覚えています。
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★
気にかけてくれる、優しい良い先生!