こんにちは、さおです。
今日は、私が小学生だったときの話をします。
ゆっくり思い出しながら書きました。
以前の記事で、私がいじめられていた理由・出来事を少し書いています。
もしよかったら、読んでみてください。
林間学校が始まる前の、班決め
小学5年生。
林間学校の日が近づいてきた日のこと。
誰が誰と組んで、仲良しの子と同じになれるかどうか。
とくに女子は、班決めにソワソワしていました。
田舎なので、同級生の顔ぶれもかわらない。
そして、親も知り合い同士。
更には、親が同級生同士。
母親も結構しんどいものがあったと思います。
私がいじめられていることを、
自分の親(私の母親と同級生)から聞いたのか、
急に話しかけてきてくれたAちゃんが、班に入れてくれました。
急な選考漏れと、不登校Mちゃんの参加
その話しかけてきてくれたAちゃん。
友達も多く優等生で、班に入れてもらいたい子がたくさんいました。
日に日に、私に向けられる目も厳しくなってきて、
「どうしようかなぁ」と思っていた矢先のことでした。
![Aちゃん](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/09/bentou_student_girl-150x150.png)
さおさん、ごめん。
BちゃんやCちゃんも班に入れてほしいみたいで・・・
だから、あふれちゃうから・・・
![さお](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/10/HORIZON_0002_BURST20211007112247532-scaled.jpg)
あ!うん。大丈夫。
私が抜けるね。
「あぁ、どうしようかなぁ、私どこの班にも入れない」
途方に暮れていました。
こんなこと、両親にも相談できないし。
先生に言うと、すごく騒ぎ立てそうだし。・・そんなことを思っていたと思います。
林間学校のお知らせを兼ねたホームルームで。
担任の先生が言いました。
![担任](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/themes/cocoon/images/woman.png)
なかなか学校に来れないMちゃんが、
林間学校に参加します!どこか班に入れるように調整をしてね。
みんな協力しましょう。
先生はそう、笑顔で言いました。
しかし、クラスメイトたちは鈍い反応。
だれもMちゃんを班に入れたい雰囲気ではありませんでした。
先生もそれを察知したのか、どうしたものかといろんな班の子に声をかけてた。
私は、Mちゃんとペアを組むべきなんだろう。
というか、それしか選択肢がない。
![さお](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/10/HORIZON_0002_BURST20211007112247532-scaled.jpg)
先生。私、Mちゃんとペアを組もうか?
![担任](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/themes/cocoon/images/woman.png)
さおさん!本当に?!ありがとう。
わかりました。すぐにMちゃんに連絡しておきますね。
自分が良い選択をしたわけではない気持ちの行き先
その日、私が帰宅すると、母親が言います。
![母親](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/10/8897b11b4e1bb1fdbf52ab4c7433f379-150x150.png)
あんた、Mちゃんと班つくったんだってね!
私は誇らしいよ。さおのこと、偉いと思う!
先生から電話があったのでしょう。
私は、その時の自分の反応を覚えていません。
たぶん、何も言葉を発することはなかったように思います。
そんなんじゃない、と言いたかったけれど。
いうべきではないのかもしれないと思い直し、何も言わずに林間学校当日を迎えました。
まとめ
子どもながら、
大人って、都合のいいように解釈するなぁと思いました。
私は思いやりのある子供でもなかったし、
他人のことを助けようとする、勇気ある子供でもなかった。
いじめられているからといって、
不登校のMちゃんの気持ちは、私には分からなかった。
ただ、学校という空間の中で、
どう自分が立ち回っていくと良いかばかりを気にしてたのです。
断片的に覚えている出来事は、意味があるのかもしれない。
だからおとなになった今、
公園で小学生たちが半袖で鬼ごっこをしていても、思うのです。
![さお](https://sao-no-botchikurashi.com/wp-content/uploads/2021/10/HORIZON_0002_BURST20211007112247532-scaled.jpg)
幼い頃の記憶は、おとなは忘れちゃう。
あの子達も、複雑な世界で生きているのだろうな。
これは、私自身が子どもを産むのを考えられない理由の一つ。
’’育てる自信が全くないから’’
というものに繋がっていきます。
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0535/9784801400535.jpg?_ex=128x128)
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★
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