こんにちは、さおです。
先日、会社の先輩(男性)と食事に行ってきました。
私はお友達がいないし、誰かと食事することなんて、本当に久しぶり。
色々お話をすることで、気づけたことが有りました。
「ひとり」だけで想像し続ける危うさ
私はお友達がいませんし、一人暮らしです。
日々周りで起こる出来事に対して、
自分ひとりで考え、行動をし、その結果まで全て自分の中で完結します。
同じように、他人の気持ちまでも「想像」して、自分の中で消化しようとします。
以前、職場の女性から旅先のお土産を頂きました。
私は中々お返しができず・・・やっと用意できて渡せた時に、
相手の女性の反応があまり良くなかった気がしたのです。
その女性と同じフロアで働いているのが、今回食事に行った先輩。
ちらっと相談をしてみたら。
あ〜あの人ね。
とにかくお菓子を人に渡すのが大好きなんだよ。
お返し?俺、お返しなんてしたこと無いし、毎回勝手に渡されるよ笑
え、お返しが遅くて不機嫌って思ったのは・・
それ、気のせい笑
そう先輩からあっさり言われると、
ああ、私はずっと自分の中で想像していたものに悩まされていたんだと、脱力しました。
お土産を渡したその場で、「あれ、もしかしてなにかありましたか?」などと聞けば、
その女性から、不機嫌な原因の別の理由が聞けたのかもしれない。
あるいは、不機嫌ではなかったのかもしれない。
自分を苦しめているのは、自分の想像や、妄想。
その場で解決しないと、自分で自分の首をしめ続けることになる。
同僚の不満が、私の不満になっていた
最近、全体的に私達事務員の業務量が増え、
その待遇に対して、同僚が不満を口にすることが増えました。
私もその同僚の不満がもっともに感じ、
私自身も不満が雪のように重なっていくような感覚になっていました。
さおちゃん、定時で帰れてる?
はい
有給は消化できてる?
はい
給料は満足できてる?
はい
私は何も不満がなかったのです。
1つあるとすれば、ずっと不満を口にしている同僚に対して。
事務員の業務量が増えたのは事実です。
しかし、同部署の皆の仕事量が増えています。私達だけではない。
皆、頑張っている。
もし、会社が次の査定で評価してくれなかったとしたら、
その時に考えれば良いこと。
でも今まで評価してくれなかったことは、一度もなかった。
近くで発せられる不満は、いつの間にか私の心まで勝手に入ってきてた。
自分の軸が弱い私の中は、絶好の住処なのでしょう。
自分軸については、また記事にしたいな。
先輩の辛さに気づけなかった
今回、先輩とお話して、
先輩がとても辛い状況になっていること、はじめて知りました。
私はHSPです。
他人の辛さをすごく感じますし、
自分ではない誰かが叱られていたりしても、部屋を出たくなるほどしんどくなる。
そんな私ですが、先輩の辛さに気づけていなかったのです。
別のフロアで働いているので、
顔を合わせる機会が少ないことも有りましたが、
先輩は私を見つけると、いつもにこにこして元気に挨拶をしてくれるのです。
さおちゃん!おはよう、元気?
おはようございます!
寝不足で、少しだけしんどいです・・
おーそっか、元気だしていこーや。
みたいに、先輩が私の体調を気遣うことが多くて、
私からは先輩に何も聞けていなかった。
なぜなら、先輩はいつだって「元気」なんだという、私の想像があったから。
一度だって、私の方から、
先輩は、体調どうですか?
って、聞いたことがなかった。
私は、他人の辛さに気づけるんじゃなくて、
自分が傷つかないように、他人の機嫌を察することが得意なだけなんじゃないかって。
それで、かなり落ち込んでいた。
私めちゃくちゃ駄目なやつじゃん、って思った。
ただ繊細を装った、ただの自己中心的な人間だって。
でも、そう気づけただけで、第一歩なのかもしれない。
意識を変えたい。
そして改めて、先輩の強さに気づいた。
その強さに、私が甘えてきたことにも気づけた。
話ができて、本当に良かったです。
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★