さおです。
今回の記事で、金沢さんぽ最後の記事にします。
前回の記事は、こちらからお願いします。
おすすめ観光10|長町武家屋敷跡界隈
次に向かうのは、長町武家屋敷跡界隈です。
このあたりはひがし茶屋街や兼六園界隈に比べ、
比較的静かで穏やかな時間が流れており、ぜひ足を運んでいただきたい場所です。
この界隈は観光で開放されている屋敷や店舗等と一緒に、
一般民家※も入り交ざっておりますので…!!
※おセレブです。
大声を出したり、家の中を覗き込んだりしてはいけません。
登山が趣味の私の経験ですと、人気の山の登山口に住宅街が多いので…
大声やマナーの注意看板が立っています。
絶えず家の前に人が行き来し、たまに大人数や大声のお喋り等もある。
朝早くからそんな状況だと、お家の中に居ても気が休まりませんよね。
結構大変だと思います。
素敵…
雪があればもっと雰囲気がでたのでしょうが、残念ながらありません…笑
加賀藩は、全ての武士が城下に住んでいたので武家屋敷がたくさんありました。
この塀は、土塀と言って中は砂利を敷き詰めて強度を上げています。
下の部分は石垣です。
皆さんは、珪藻土グッズを展開している「soil」という会社はご存知でしょうか?
実は、金沢の会社なのです。
都会ではLOFT等の大手雑貨屋を始め、
雑貨を扱うセレクトショップで見かける方も多いのではないでしょうか?
珪藻土バスマットを始め、計量スプーンやトレイ等。
長町武家屋敷跡にあるフラッグショップに、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。
金沢限定商品もあります。
長町武家屋敷跡界隈|武家屋敷跡 野村家
武家屋敷界隈でぜひ見学していただきたい屋敷が、野村家です。
見学料は550円ですが、それ以上の価値がある立派な屋敷です。
縁側と水の庭園が素敵です。
静かな時間の中で、水が流れる音だけが聞こえるのが乙です。
縁側は、足の裏に跳ね返ってくる反発が強く、昔の家に居ることを実感しました。
廊下を歩くとキシキシしたり、畳の上に敷いた赤い敷物のフワフワした感じ、
普段の生活では触れ合えない感覚に出会えます。
豪邸ですね。
前田利家の家臣だった野村家。加賀藩はお金持ちのイメージがスゴイです。
タイムスリップしたみたいな時間。
海外からの見学者も多く見られました。
ふと…日本人の私が、昔の日本人の家を見学する不思議…笑
それぐらい、日常と伝統はかけ離れてしまっているということですよね。
例えば、パリのアパートは石造りなのもあるかもしれませんが、
築100年以上なのがザラだそうです。
日本家屋は木造ですし、先の戦争の大火はもちろんのこと、
地震大国です。
常に耐震技術や耐火性等のアップデートをしていかないと、
建築物を長く守り続けるのは、きっと難しい事なのかもしれませんね。
長町武家屋敷跡界隈|菓ふぇMURAKAMI
ひとやすみしたいなら、菓ふぇMURAKAMIがおすすめです。
和菓子やさんならではの土産コーナーも充実しています。
わらび餅ドリンクや、スイーツ等のカフェメニューが沢山用意されています。
注文後に素敵なイートインコーナーで待っていると、
すぐに店員さんが商品を運んできてくれます。
今日は、温かい抹茶わらび餅ドリンクを注文しました。
私と母親は好みが似ているので、たいてい同じもの。
店内は落ち着いた木彫のインテリアで、水引の鶴が可愛い。
長町武家屋敷跡界隈|足軽資料館&高田家跡
無料で気軽に見学できる、金沢市足軽資料館です。
足軽屋敷を再現した建物で、
彼らの当時の生活環境を知ることが出来ます。
足軽とは、普段は雑用係で、戦時は歩兵となり戦場に行くという、
その「役割」というか機敏に動き回れる役そのものを呼んだものらしいです。
一言でいうと、身分が低い歩兵という位置づけでしょうか。
公務が無い日は内職などをして、
その生活は金銭的に苦しそうだなと想像がつきました。
ちなみに武家の屋敷で住み込みで働く最下層の奉公人を「仲間」というのですが、
その人達の生活の厳しさも、少しご紹介します。
ここは無料で見学できる、復元された高田家の長屋門です。
屋敷は無く、復元されたのは門だけです。
実は、中級クラス以上の武士の屋敷には、
門だけではなく「長屋」や「厩」を付けることが許されていました。
その長屋で生活していたのが、仲間と呼ばれる最下層の奉公人です。
その部屋がこちら。
狭くて、とても寒そうでした。
厩(馬の待機場所)と並んでいることから、その程度の価値としか思われてなかったのかな。
外に近いこのような場所では、
冬の金沢は、とても寒かったことでしょう。
おすすめ観光11|金沢駅
金沢駅|金沢おでん「ちくわ」
旅の最後のグルメは、おでんにしました。
立ち寄ったのは、かなえきのちくわ。
金沢おでんの出汁は、基本甘口だと思っておりますので私の好み。
それに加えて具は、加賀野菜や、特産の麩、カニや貝等の海鮮を使っている特徴があります。
ちょっと価格は高めになりますが、
電車の待ち時間に使い勝手が良いので、オススメします。
ちょい呑みという感じで、カウンターのみの店。
おでん3品+お酒のセット1,200円を注文されている人が多かったです。
私は、好きなおでんの具を注文することにしました。
車麩、イワシのつみれ、大根、たまご。
麩はたっぷり出汁が染み込んで、トロトロになっており美味しいです。
たまごにイクラが、合うんですよね〜…贅沢です。
マスタードっぽい感じの辛子ですが、和がらしですね。
アクセントが効いており、出汁に溶かすといくらでもご飯いけそう…
金沢駅|オススメのお土産
旅の最後は、やっぱりお土産ですね。
今回私が購入したお土産をご紹介しますので、良ければご覧下さい。
金沢では基本的に、お土産は駅で購入するのが良いと思います。
甘納豆かわむらや、ヤマト味噌の米粉チーズケーキ等、
一部は駅で販売されていない商品もありますが、金沢らしいお土産の殆どは駅に集約されています。
- 加賀麩不室屋「おやつ麩」
- 田中屋「さくらきんつば」&「うぐいすきんつば」
- ヤマト醤油味噌「味噌」&「加賀棒茶玄米甘酒」
- 四十萬谷本舗「かぶら寿司」
- 北陸製菓「白えびビーバー」
- 農家かわに「五郎金時焼き芋」&「スイートポテト」
- 村上「わらび餅」「チョコ羊羹」「栗羊羹」
- 泊一「手鏡」
- 石浦神社「きまるくん水晶」
- 加賀てまり「手鞠イヤリング」
今後の雑記で、もう少し詳しくご紹介できたら良いなと思っています。
さつまいもや味噌は重いので、かなりの重量級土産となりました…笑
金沢さんぽのさいごに
令和6年能登半島地震が発生する前から、金沢の記事を書きたいと思っていました。
支援と言う気は、もちろん1mmだってありません。
魅力を伝えられたら嬉しいなと思い、主要観光地を私なりに紹介することにしました。
そして、普段よりお金も多く使ったお出かけとなりました。
今、金沢に意識を向けている方も多い事と思います。
2024年春から、地震復興政策のひとつで政府による旅行支援がはじまります。
私としては、行けるときに行くのが一番良いと思っています。
混雑を避ける事で、ゆっくり金沢の歴史ある町並みが見学できます。
ソロ旅行に慣れていない方にも、オススメです。
- 美味しい和菓子が手に入る
- 美味しいお寿司が堪能できる
- 歴史的建造物を見学できる
- 芸術、美術に触れられる
- 交通手段が充実している
- 接客が良い
金沢は本当に素敵な場所です。
ぜひ皆さんも足を運んでみて下さいね。
魅力が伝わり切れない、完成度の低い旅行記ではありましたが…
最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★