こんにちは、さおです。
まず、私の自己紹介をさせてください。
自分が努力した「結果」は、
タイミングが合えば他人から理解されるかもしれません。
しかし、その「過程」は自分からアピールをしない限りは、
他人からは見えにくいものだなと感じる出来事がありました。
努力の結果を他人に搾取された経験
以前の職場で、新しい業務が始まった時のお話をします。
簡単に説明すると、会社に新しく導入されたソフトウェアに、
自社のデータをインプットさせる作業です。
マニュアルと、説明動画等を読みながら、少しずつ理解して作業をしました。
正直に言うと、とても面倒な作業です。
私は一番はじめに作業に手を付けて、試行錯誤していました。
なるほど・・
でも、なんとか理解出来そうで良かった…!
さおさん!
得意なんだってね?ちゃちゃっとお願いしてもいい?
私のモヤモヤポイント
得意×→理解しようと行動した結果◯
ちゃちゃっと出来る×→大量のデータを、何度も不備がないか目で追って確認する◯
あ、これならさおさんが全部知ってますよ!
さおさんに言ってください〜
と、どこからともなく聞きつけた方たちが、
私のデスクにやってきて、作業の方法を全て尋ねて来るのです。
私のモヤモヤポイント
私は頭が良い方ではないので、
結構長い時間をかけて、説明を読みました。
長い説明の中から、業務に必要な部分を探し出すのに時間がかかりました。
ここで考えてみます。
私はどっちだと思いますか?
- なんでも頼みやすい、頼りがいのある人
- なんでも頼みやすい、押し付けやすい人
思えば、学生時代の学級委員も、投票で選ばれるのは常に私でした。
いじめられたり、目立たないようにしていたのに…
「すごい〜」「さすが!」を言われた後に、抜け殻になる
業務を終えた後に言われた言葉があります。
「すごい」「さすが」という褒め言葉なのです。
普通なら、喜ぶべき言葉なのですが、私はそうは思えませんでした。
そう言われてしまえば、
私が我慢するだけですむから…
もっと大きかった違和感があったからです。
業務をこちらに回してきた人達に向けてのものではありません。
自分が努力した事は、自分が一番良く理解しているのに。
自分以外、一体誰が分かってくれるというのでしょうか?
自分しか分からないのです。
ちなみに、私はまだ完璧にはできていません。
他人の努力にも気付ける目を持つ
他者の努力を理解できる目を持ちたいと思っています。
私自身の経験があったからです。
凄い、さすが◯◯さん。
というような、
◯◯の部分を変えるだけですむ単純な言葉よりも、
複雑なところも、すごく詳しいですね!
というように、その人だけに向けた言葉を伝えることを大切にしています。
もっと具体的に、どういう所に驚かされたかを伝えるようにする。
さいごに
今回の記事は、承認欲求の話とも言えるかもしれません。
あまりポジティブな印象の言葉ではない、承認欲求。
しかし、必要な承認をもらわなくては、自分が潰れます。
内面的な方や、HSPには「他者にアピールする」というのは難しい話です。
コミュニケーション&他者へのアピールの圧倒的な不足が原因となり、
疲弊してしまうことは、少なくないのです。
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★