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60歳になると透明人間?

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こんにちは、さおです。

ちょっと長いけれど、大晦日に書きます。
今週の出来事。

私のスマホ使用期間は4年目に突入。
これはこれで機種を替えたいのですが…、
それ以上に、母親のスマホが故障しそうな雰囲気なのです

なので、
この年末に機種変更の予約をしていました。(母親の方)

母親と店舗に行って、
目星をつけていた機種を触らせてもらっていたのですが、
店員が、付き添いである私の方ばかり向いて説明をするのですね。

店員
店員

娘さんの方で〜の設定をしてもらって…

初期設定をしてくれない店舗だったので、
何故か私が初期設定をする話になっています。

ちらっと母親の方を見ると、
怒ってる、怒ってる…笑

支払いと契約にタブレットを使うのですが、
いつもなら老眼鏡を出して、母なりに一生懸命に入力するのですが、
怒っているので、それさえもしないww

結局、
私がタブレット入力とカード支払いを済ませました。
あとで母親から現金を受け取りますが、
可愛そうなので、スマホ代を半分出してあげました。

忘年会で、締めの炊き込みご飯食べたのですが、
この肉がなにか思い出せない…美味しかった。
鴨だったような気がする。

たしかに、
年を取ると「状況説明」というより「自分の気持ち」を話す人が多い印象。
今回、母親のスマホ不具合の説明でも、
自分の家がいかに電波が悪いか、
それで自分が大変な目にあっているくだりが、長いんですよね…笑

効率良い、高性能デバイスが好きなスマホ店員さんには、
そりゃもう、つまらない話だと思います。

登山でも母親と一緒に歩いていると、
すれ違う登山者は、年齢が若い私の方に話しかけてきます。

「あと、どれぐらいで山頂ですか?」
「◯◯方面から登るには、こっちですか?」

実際には、
母親と私の方向感覚や、登山レベルは同じぐらいです。
なのに、年齢で判断される瞬間を実感するのは、
少しさみしい話だね、とは感じます。

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スマホ音痴でもなく、自分で色々と調べるのが好きな母親。
スマホの初期設定も、時間がかかるけど…母親は一人で出来ます。

これは私が知っているから。

でも、他の人は知らないから、
一番わかり易い「年齢」で勝手に判断されてしまう。

年を取ると透明人間になる
思い出したネット記事をひとつ書きます。

海外のスーパーモデルがエイジズム(年齢差別)を語っていましたが、
何となく分かるかも。

容姿が美しいスーパーモデルのポーリーナ・ポリスコワは、
若い時はいつも男性からの目線を感じ、声を掛けられていました。
しかし年を取ると、男性から見向きもされなくなり、
ようやく男性が近づいて来たと思ったら「トイレの場所」を聞かれた。

この出来事で、彼女は自分が「透明人間になった」と感じたそうです。

中高年の哀愁の原因は色々とありそうです。
私もうまく表現出来ないのですが。

自分が信じ、または得意、あるいは好きな居場所の中心に居られた。
それが年を重ねたという理由だけで

端っこへ強制的に排除される。
こういう瞬間を敏感に感じてしまうとしたら、つらいかもしれませんね。


いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★

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