こんにちは、さおです。
NHKのドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」を観ました。
今回は草刈正雄さんの家系図を紐解く。
朝鮮戦争で戦死したはずのアメリカ人の父親(米兵)は、
実は10年前までアメリカで生きていたのです。
すごく衝撃的で、どういう経緯があったのか見入ってしまいました。
今日のごはん。
しめ鯖が安くなっていたので、購入しました。
さっぱりした魚が食べたかったのです。
マリネ等のアレンジも出来そうですが、
結局そのまま食べてしまいます。
良い油が摂取できました。
あとは、いつものお味噌汁と最近ハマっている納豆キムチ。
敗戦後のまだ混乱の最中の日本。
駐在していた米兵が日本人女性と恋愛した結果、
身重の日本人女性を捨てて、母国へ帰ってしまう話はそう珍しくなかったと聞きます。
草刈正雄さんのお母様は、母国へ帰ってしまった彼へ手紙を書きます。
しかしそれは彼の目に入ることもなく、
手紙を受け取った親族達が、僅かな手切れ金でその事実を無かったことにした。
ついこの間まで、敵国同士の話です。
こんな酷い話があっても、おかしくない時代背景だったのだなと思います。
しかも、別のアメリカ人女性と結婚されています。
私の正直な感想を言いますと、
妊娠させた日本人女性を捨てて、その事実を無かったことにし、
別の女性と結婚した無責任な男だ、と最初は感じてしまったわけです。
しかし、ここで凄いのが草刈正雄さんのお母様。
父親の悪口を一切言わず、むしろ褒めて息子に話して育てた。
どれほど差別され貧しい生活でも、「恨み」をお母様自身で断ち切っている。
もしかすると、恨みすら無かったのかもしれない。
実は草刈さんの父親は…
草刈さんにそっくりな、美男子だったんですね。
モデルで活躍していた草刈正雄さんに対してお母様は、
「あなたなんて、敵わないわよ。」と言われたそうです。
会えない彼をずっと健気に待っている若い女性のようでもあり、
また、愛した事に誇りを持った強い女性のようでもあり…印象に残る言葉でした。
居なくなってしまった父親を、一切悪く言わない母親。
そんなふうに育てられたから、
草刈正雄さんのような、素晴らしい俳優が存在できたのかな。
それなら、
違う時代を生きている部外者の私は、何も言えませんね。
とりあえず私、ずっと号泣してしまいました…(T_T)
なんだろ、
年齢重ねると、すぐ目頭が熱くなっちゃうんですよね…
若い時よりも経験を重ねて、
辛い状況の想像が出来るようになるから、という事でしょうか?
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★