こんにちは、さおです。
先日行われたアカデミー賞授賞式で、騒動がありましたね。
脱毛症を患っているウィル・スミスさんの奥様。
その脱毛症について、壇上のコメディアンの方がジョークを飛ばされました。
そのジョークを言った人を、ウィル・スミスさんが平手打ち。
私は円形脱毛症を10年近く患っています→(脱毛症との闘い)
脱毛症を患っている私が感じたこと
例えば、ウィル・スミスさんの奥様の立場だったとしたら。
TV画面がとらえた、奥様の表情は…複雑な感情が伝わるものでした。
恥ずかしさ・悲しさ・怒り・戸惑いの表情です。
私なら、場の雰囲気を考えて口角は無理やり上げるでしょう。
しかし、やっぱり目まではごまかせないかもしれない。
悲しい気持ちはバレてしまうと思います。それほど、悲しくなるジョークです。
暴力で反応した件について
※海外未経験の純日本人の私が書いていることを承知おきください。
もし私の夫(日本人)がいたとして、
今回の状況になり、相手に平手打ちをかましたら…
ひいいい、やめて…
もっと良い方法があるはずなのに。
「ジョークが受け入れられない」ということを、相手と周囲にはっきりと分からせる行動。
それを迷いなく実行した夫には、頼もしさを感じるでしょう。
しかし、やはり公の場でのことなので、注目は一気に自分へと向けられます。
脱毛症により自信のない状態の私の精神崩壊は、想像するまでもありません。
頭髪の話題を、慎重にしなくてはならない理由
脱毛症ではなくても、皆さんも髪の毛に悩みはありませんか?
- 髪の量が少ない、あるいは多い
- クセ毛がある、直毛すぎる
- 髪が細く、すぐ絡む
- 髪が太く、アイロンでアレンジが出来ない
少なからず、小さな悩みは誰しもあるのではないでしょうか?
髪の毛の悩み。
どんな小さなことだって、ご自身にとってはその悩みって根深いですよね?
だから「髪の毛が無い」というのは、とても大きな悩みなのです。
私の中で、脱毛症の印象…
「裸を必死に隠している」というぐらい大きな心の隙間なのです。
髪の毛の話題は、すごく身近にありますよね。
髪の毛が多すぎて悩んでいる。
〇〇さんは少なくて羨ましい!
〇〇さん(男性に対して)の頭皮が、
光ってて眩しいよ~(笑)
今回は脱毛症に限った例を挙げましたが、
脱毛症に限らず、身体的特徴に対して発言する時は、
少し注意が必要だと思っています。
さらに、悩み事は人によって「小さいか」「大きいか」は感じ方が違うので、
- 相手の気持ちを考える
- 相手の立場になって考える
という、本当に基本的な気遣いを見直さねばなりません。
誰も傷つけないジョークを言える人は、気遣いが出来ている人です。
バラエティー番組での企画に傷つく
最近は、バラエティー番組の制作がより慎重になっていると思います。
以前、TVで見かけたドッキリ番組の話です。
妻が、「急に坊主にしたい」と言ってきたら、どうするか?という企画。
男性芸能人は、「坊主にしたい」という妻に、こんなことを言っていたと思います。
女として見れなくなる。
恥ずかしいからやめてくれ。
それも、すごく必死な感じでした。
ああ、
やっぱりこれがリアルな言葉かなぁ
恋人が欲しかった20代半ばのときの話だったと思います。
なかなか強めの矢が、心に刺さりました。
まとめ
私は、「ハゲ(脱毛症)に触れるな、ネタにするな!」
と思っている訳ではありません。
- 相手の「身体的特徴」を軽々しくジョークにしない
- 相手をよく観察し、「これは傷つける言葉だな」と気づける心を持ってほしい
- 暴力で自分の意見を主張するのは良くない
気のおける方とは、脱毛症のお話をします。
私から話し始めたら、相手も色々とご自身の経験を話してくださることもあります。
実は私も産後に、
ドバッと抜けて焦ったんだ〜
それから抜けグセがついちゃって…
私の経験上、
相手から脱毛症の話を振られたことは一度もありません。
私の周りの方が、とっても気遣いある方で嬉しいです。またひとつ感謝です。
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★