こんにちは、さおです。
前回の続きを書いていきます。
湿り気があるコースなので、苔の他にこういった怪しいキノコも見られます。
これは、シロオニタケという毒キノコ。
山に住む動物は賢いもので、
こういった怪しいきのこや、果実などには一切手を付けていないのですよね。
毒は怖いのですが、こういった毒々しい見た目は、興味をそそられます。
基本的に、マイナーな山にはトイレ施設の期待は出来ません。
もし山頂に電波塔等があれば、
割とメンテナンスが行き届いているトイレが設置されていることがあります。
一応、トイレを発見したのですが…
ここまでオープンなトイレは、さすがに利用するのは難しいです…笑
お尻がバッチリ見られてしまいますね。
おそらく、もう今は使えないのかな?
最新のトイレ情報が手に入らず、女性登山者には厳しいところ。
トイレの話といえば、
私の職場のトイレは男女兼用なのですが、しょっちゅう男性社員と鉢合わせします。
ジェンダーレストイレって呼んでいます。
少し前に歌舞伎町のジェンダーレストイレが話題になっていましたが、
すぐに廃止されたようで、良かったです。
こういう小さな滝がたくさん。
マイナスイオンは確かに感じられましたが、やはり同じ場所に留まると蛭が足元に集まる。
こんなに多いとは思っておらず、ちょっとキツかったですね。
泣きそうでした。というか泣いた。
道中は相変わらず、一歩踏み外せば危険な感じ。
死者が出るのも頷けます。
滝がたくさんありますが、一番の問題は「木で見えない」こと。
もったいないことに、
ほとんどの滝が木で隠れてしまっておりました。
そして、あるはずの木の階段等が、おそらくすべて土砂滑りで消えていたこと。
これはやはり、人の手が入っていないということです。
以前は地元の方たちが、渓谷の紅葉まつりを毎年開催していたようです。
しかしコロナ禍をきっかけに、
未開催の年が続き、さらに自然災害が重なって今年も見送られたそう。
日の当たる場所にある木の紅葉が始まっていました。
おそらくこのままでは、
数年後に消えてしまいそうな渓谷のハイキングコースでした。
何とか一周しましたが、いつもより疲労感が…笑
振り返ると、緑でフサフサの道。
登山道の途中で、廃村や石垣等が見られました。
千と千尋の神隠しみたいに、異世界に飛んじゃいそうで…ドキドキしました。
今回この渓谷を選んだのは、取引先のお客さんからの情報を得たからです。
実は私の母も、
10年以上前に渓谷まつりに参加したことがあるらしく、綺麗な渓谷だったとのことで。
帰宅後に連絡してみると…
え?そんな大変なとこやった??
絶対にコースの難易度変わっているような気がする。
ということで、
機会があれば、また母と一緒にまた行ってみたいなぁと思いました。
それまで登山道が存在していますように。
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★