こんにちは、さおです。
私は新鮮で美味しいお魚が大好きです。
もちろん、釣る方ではなく食べる方です。
2022年の締めくくり。
九絵という高級魚を食べる為、和歌山の小さな宿に宿泊します。
足を伸ばして山深い場所へ車で向かいます。
※今回は和歌山在住の親戚女性に誘われたので、2人で九絵を楽しみます。
わざわざソレだけを食べに?
とよく言われます。
私は蟹が大好きなのですが、
そう、わざわざ日本海側の海辺の民宿へと足を運ぶのです。
このようなお金の使い方を理解してくれない人は多いです。
なので、あまり人には言いません。
社会生活を繰り返す中で、感じたことがあります。
「何を言うか」ではなく「何を言わないか」の方が重要です。
自分のお気に入りの思い出は、自分の胸の内に。
話す相手をうっかり間違えると、記憶を汚されてしまうかもしれません。
良い判断をしたいけれど、失敗しがちな私です。
手前が、お造り。
奥が鍋に入れる食材です。
お造りは歯ごたえがあり、噛むほどに旨味を感じます。
臭みは全く無く、美味しい油が口全体に回っていきます。
お刺身は大きなお皿で、
紅たで、きゅうり、白髪大根等、色々な薬味が乗っていてワクワクします。
なかなかお家では出来ないんですよね。
いつも醤油とワサビだけの、寂しい感じです。
九絵の心臓、皮、胃腸、肝…全て頂きます。
口に入れた時の食感はそれぞれ全く違うのですが、どれも美味しい。
私の低レベルの舌の話になりますが…
宿泊した旅館での、ディナーの前菜によく発動するモヤモヤがあります。
「これは…美味しいのかよく分からない…!!」
こういう事態にならないのです(;´∀`)あっはは。
私のようなバカ舌でも、
それぞれに美味しさを感じることが出来る、ハッキリとした間違いない旨さ。
本物の九絵です。
皮の唐揚げ。
ザクザク食感が楽しく、スナック菓子のように頂けました。
こういう九絵皮チップス、販売してほしい。
心臓(小さな赤い方)と肝。
心臓は少しコリコリしており、肝は滑らかな触感。
ごま油で味付けがされており、素材とよく合っています。
醤油以外の楽しみ方により、
味付けに変化があるので飽きません。
九絵はお鍋が一番オススメです。
身は火を通すとホクホクになり、
お皿に取った後、大きな骨をホロッと外して、口に頬張る瞬間がなんとも贅沢。
コラーゲンもたっぷり。
鍋って美味しいですよね。
野菜もとれるし、タンパク質もとれるし、温まるし。
私は結局水炊きが一番好きです。
北九州小倉地方の水炊きが、キャベツだったのが驚きました。
いろんな地方の水炊き、食べてみたいなぁ。
炭火で香ばしく焼く。
我慢してじっくり、焦げ目が少しついたら食べ時です。
私はシンプルにお塩だけで頂きました。
シンプルな食べ方により、十分に九絵を味わえたところで…
終盤に九絵のフライと天ぷらがお目見えです!
高級魚をこんなジャンクな食べ方で楽しめちゃうのが、フルコース。
締めは雑炊。
皆さんは雑炊とおじや※、どちらが好きですか?
私はおじやの粘り気が好きで、実家では翌日の朝ごはんによく食べていました。
※どちらも炊いてあるご飯を鍋に入れるのは同じですが、
ご飯を水洗いしているのが雑炊で、そのまま入れるのがおじやです。
私はいつも朝ごはんを食べないので、旅先ではお腹のリズムを崩しがちです。
旅館でも「朝食なしプラン」があれば良いのになぁと、
だいぶ変わった考え方をしています。
朝食はこの様な感じです。
しかしこれ、家で食べる普段の夜ごはんより豪華です(゚∀゚;)
上げ膳据え膳は、膳に乗せられた食材と同じぐらい贅沢な事だと思います。
沢山の種類を少しずつ。
一人暮らしでは中々実現できない、欲張りなごはん。
私は生サラダはあまり好んで食べません。
しかし、外で食べるサラダって何故か美味しいので沢山食べられます。
よく小さい頃に親に言われました。
「家では全然食べないのに、外ではよく食べる!」
苦手なキュウリまで、全く気にならず食べられるのが不思議です。
全然成長していないですね、ふふふ。
皆さんのお住いの地域には、どんな美味しいお魚がありますか?
旅行に行ったら、ぜひ食べてみたいです。
いつも読んでくれてありがとう。
また遊びに来てくれると嬉しいです★★